【デレマス(デレステ)】黒埼ちとせ「私の望みは――」
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107:名無しNIPPER[saga]
2019/08/13(火) 19:25:22.07 ID:gQnz5Op0O
ちとせ「あの、さ。なんていうかね」

ちとせ「私、嬉しいんだ。その……ありがとうね」

P「礼を言われるようなことはしていないさ。プロデューサーとしての仕事を全うしているだけだ」

ちとせ「これは“仕事”として、なの?」

P「……どう捉えるかは、勝手だが、俺としては――」

P「――そういうことにしておいてくれ、といったところだな」

ちとせ「ふ〜ん、そっか♪ じゃあ、都合のいいように考えとく♪」

ちとせ「……」

ちとせ「ねえ、こっち、来て」

P「……これでいいか?」

ちとせ「うんっ」

ちとせ「えいっ」ダキッ

ちとせ「うんうん……あなたの匂いがする」

ちとせ「あと……あなたの暖かさがある」

P ナデナデ

ちとせ「あ、なんでいま私が撫でて欲しいって思ったってわかったの?」

P「なんとなくそんな気がしただけだ」

ちとせ「ふふっ、そっか。嬉しい」

ちとせ「もっと強く抱きついちゃう」ギュウウウ

P「……」

ちとせ「これなら、顔も見れないし……」ボソッ

ちとせ「……」

ちとせ「……グスッ」

ちとせ「……ヒグッ……あの、ね」

ちとせ「あなたが……生きる楽しさを教えてくれたから、私……」

ちとせ「私……ね……グスッ」


ちとせ「……死にたく――ないよ」


P「……大丈夫だ」

P「俺が、そばにいるだろう」

P「それに、千夜もいる。千川さんだって、いる」

P「お前のファンだって、いる」

P「それでも足りなければ、俺がいくらでもちとせのワガママに振り回されてやるさ」

P「大丈夫だ、お前は、死なない」

P「だって、吸血鬼なんだろう?」

P「俺たちが勘弁してくれって思うくらいに、もう俺たちの中でお前は生きていて、永遠に死ぬことなんてない」


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