夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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94: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 21:14:04.66 ID:qERzXi2O0
千夜「わかりました。協力します」

あい「黒埼ちとせさんに恋人はいないな」

千夜「おりません」

あい「衝動的に一夜を共にするような性格かな」

千夜「ム……お嬢さまはそのような方ではありません」

あい「電話に見知らぬ他人が出たそうだが」

肇「心当たりはありますか」

千夜「ありません」

あい「口調はどうだったかな」

千夜「落ち着いていました。年齢は中学生くらいの女の子かと」

あい「さて、聞くとしよう」

肇「何故、その相手は電話に出たのでしょう」

千夜「何故……?」

あきら「無事と伝えたかったから、デスか?」

あかり「悪いことはしてないとか?」

あい「おそらくな」

千夜「それならば、隠す必要はないはずです」

あい「別の理由がある」

肇「あなたに隠しておきたい事情」

千夜「私に隠し事など……」

あい「同居人にも秘密はある」

肇「戸籍上は姉妹となっていてもおかしくないとはいえ」

あい「そういうものさ」

あきら「姉妹……?」

千夜「……何故、知っているのですか」

あい「調べたてるのが私の仕事だからさ。火元の心配が少ない住居を選んでくれたそうじゃないか」

千夜「お前……それ以上話すな」

あかり「ち、千夜さん……」

あい「おやおや。撤退するとしようか」

肇「はい。知人や親族は私達の方で調べてあります。黒埼ちとせさんのご両親に連絡は不要です」

千夜「それは、どうも」

あい「話すなと言われてしまったが、一つだけアドバイスだ。この世に突発的な事件なんてそうは起こらない」

肇「そのような事件は痕跡が残るものです」

あい「何か兆候があるはずだ」

あきら「兆候……」

あい「さて、自由に調べさせてもらおう。藤原君、連絡先を渡しておいてくれ」

肇「何かありましたら、ご連絡ください」

あい「失礼するよ」

肇「お邪魔しました」



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