夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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64: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 20:33:26.47 ID:qERzXi2O0
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出渕教会・地下1階

颯「スーパーレッド?戦隊ヒーロー?」

凪「今年の戦隊ヒーローにレッドはいません。色ではなく1号と呼ばれています。ジャスティスVならジャスティスレッドです」

奏「もちろん、そんな話じゃないけれど」

涼「スーパーレッドは自称さ。ソイツが自分で名乗ってる」

颯「あんまりカッコよくないね」

凪「同感です」

颯「何をしてる人なの?」

涼「わかると思うが、ここには人間じゃない存在もそれなりにいる」

凪「わかります。見てきました」

涼「厄介なことがあってさ、この辺りにそういう存在は増えていた」

奏「ええ……困ったものね」

颯「何があったの?」

涼「機会があったら教えるよ」

凪「増えた……?」

颯「そうかな?」

凪「増えているようには思えません」

涼「対処はした。普通にしていれば、気づくことはないさ」

奏「私は家に帰ることを許された。消されなくてよかったわ」

凪「消される?」

涼「そんなわけだ、スーパーレッドの出番はない」

颯「ごめん、わからなかった」

凪「スーパーレッドは、人間ではないものを狙っている」

涼「その通り」

奏「でも、もう敵はいないの」

涼「だが、昨日も被害者が出てる」

颯「正義の味方じゃないの?」

涼「正義の味方だよ、少なくともそいつの中では」

奏「人間ではないものを全て悪とするなら、ね」

颯「はー、スーパーレッドは正義の味方じゃないと思うな」

凪「凪達は見てきました」

颯「悪いものもあったけど」

凪「悪くないものがたくさんです」

涼「気持ちは同じだ。アタシ達の望まない争いが吹っ掛けられてる」

凪「まさか、凪とはーちゃんも狙われるのですか」

奏「残念だけど、可能性はあるわね」

颯「でも、はー達は人間だよ?ちょっと霊感みたいのがあるけど」

涼「それなんだが、スーパーレッドがどうやって対象を決めているかがわからない」

奏「あなた達も敵だと思われたら、狙われちゃうかも」



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