夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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102: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 21:25:15.56 ID:ve+l2aZk0
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S大学・食堂

あきら「そういうわけデス」

あかり「何か知りませんか?」

りあむ「話は分かったけど……何も知らないよ?」

千夜「何でもいい。探す手掛かりが欲しい」

りあむ「知らないものは知らないよ!」

千夜「なら、どうしてお嬢さまについて調べていたのですか」

りあむ「頼まれたから!ウワサが本当かどうか知りたかっただけ!行方不明なのとは何も関係ないよう!」

あかり「知らないみたいです」

あきら「振り出しに戻る」

りあむ「そうだよ!りあむちゃんは無実!」

千夜「別に、お前が犯人だとは思っていません」

りあむ「きっと平気だよ!そのうち、ひょっこり出てくるよ!」

千夜「何も知らないくせに、適当なことを言うな」

あかり「……」

りあむ「だって、無事って」

千夜「名前も知らない相手が言っていただけです。信用しろと?」

りあむ「お嬢さまが無事じゃないことを望んでる?」

千夜「そんなこと、あるわけないでしょう!お嬢さまの無事が私の全てです!」

あきら「……全て」

りあむ「そんなにお嬢さまのことが好きなの?」

千夜「おかしいですか」

りあむ「お嬢さまに褒められたいの?チヤホヤされたい?りあむちゃんと一緒?」

千夜「違います。お前と一緒にするな」

りあむ「それなら、どうしてそんなに必死なの?」

千夜「必死ですか……ええ、そうです」

あきら「……」

千夜「私にはもうお嬢さましか、いないのです。何もなすことができないなら、せめて、あの、美しい人のために捧げます。それが、私です」

りあむ「はぇー」

千夜「なんですか、その気の抜けた声は」



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