17:名無しNIPPER[saga]
2019/05/23(木) 18:07:26.63 ID:oKc73eVLO
レイ「どういう、こと?」
ケンスケ「言ったろ? 本音は碇をショッピングに誘いたかったんだ、って。
それを代わりに綾波さんが伝えてくれたんだ。向こうだって感謝してるに決まってる」
レイ「……でも、彼女は怒っていたわ」
ケンスケ「それこそ照れ隠しさ。あんなのは前フリだよ。ツンデレにありがちだね。怒ったふりしてほんとは綾波さんに感謝してんの。ありがとうって言ってたろ?
だから言葉を額面通りに捉えちゃダメだよ。あれは次も私を助けてねって意味だから」
レイ「前フリ? ツンデレ? ……よく、わからないけど。また同じような場面に出くわしたら、私はさっきと同じように口を挟むべきなの?」
ケンスケ「ああ、そうさ。照れ隠しを真に受けちゃいけない。隙があったらガンガンフォローに行くべきだ。ガンガンね」
レイ「……あなた、優しい人だったのね」
ケンスケ「そんなことないよ。僕はただ、あの二人にもっと仲良くなって欲しいだけなんだ」ニコッ
嘘である。
この男、レイを利用して日頃の鬱憤を晴らすことしか考えていないっ!
ケンスケとて、アスカが”本気で”レイの口出しを”嫌がっている”ことを理解している。
分かった上で、レイに誤ったアドバイスを伝えているのだ!
教室で日々繰り広げられる夫婦漫才がごときやり取り。
彼女が出来た途端付き合いの悪くなった親友。
女子と縁のない自分。
ーーケンスケのストレスは、今や趣味で発散できないほどに膨れあがっていたっ!
故に。
彼はこの際、シンジ・アスカ両名を徹底的にからかい倒すことを決意していたのだ!
ケンスケ(ーーだからリア充はみんな、爆発すればいいんだ)
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