おうさま「よくぞきたゆうしゃよ」 勇者「……」
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48:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 23:10:49.63 ID:HijpHdr30
とうぞく「」ちーん
しょうにん「さて、それはそれとしてゆうしゃたちにつたえておくべきじょうほうがあります」
勇者(屍になった盗賊はスルーなのか)
しょうにん「まおうがでんせつのぶぐをつかっていたというのはきいています」
まほうつかい「はい、くやしいですがわたしたちではてもあしもでませんでした」
せんし「そうびがけたちがいとはいえ、まおうじしんもめちゃくちゃつよかったな」
しょうにん「ほんらい、でんせつのぶぐはせかいののろいにしばられないものこそがあつかえるときいています」
まほうつかい「せかいののろい? そんなはなしはきいたことがありません」
しょうにん「のろいにしばられているものはいわかんにすらきづけないとのことなので、わたしたちではきづけません」
しょうにん「ですが、ゆうしゃさまならこころあたりがあるのでは?」
勇者「心当たり、か……」
勇者(多すぎるわ! 全員無表情とかひらがな縛りとか! あれ呪いだったの!? でも魔王はひらがなで喋ってたぞ!?)
しょうにん「そのかおですと、こころあたりがあるようですね」
しょうにん「せかいののろいにしばられないことがでんせつのぶぐをあつかえるじょうけんがほんとうなら、おそらく…」
ぶとうか「まおうもせかいののろいにしばられていない、ということでしょうか」
勇者「それは分からない。俺が感じている違和感は魔王にもあったからな」
しょうにん「やはりせかいののろいそのものはじつざいする、と」
しょうにん「わたしたちではのろいをのろいとにんしきできていないため、げんじょうおてあげです」
しょうにん「ですが、ゆうしゃがのろいにきづけているならばいってほしいばしょがあります」
勇者「行って欲しい場所?」
しょうにん「ふういんのほこら……ここからずっとなんぽうにくだったさきにそんざいするいせきです」
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