9:1[saga]
2019/05/12(日) 20:29:36.51 ID:rAt6C6H50
グラシュ(アンチグラビトンシューズ)
重力に反発する反重力粒子の発見によって開発された夢の空飛ぶ靴。起動キー(例:「飛ぶにゃん」「いくにゃん」「我が翼に蒼の祝福を」)を呼ぶことでメンブレンと呼ばれる反重力粒子の膜で前進が覆われ、空中に浮くことができる。空中を移動する原理はメンブレンを濃くしたり薄くすることで重力と反重力の繰り返しを行って進む(リニアモーターカーに近い)。反重力粒子は物も浮かせられるが300sが限界であり、反重力粒子同士で反発しあうので多人数が同時に飛ぶのも無理。ただし、起動前に手をつないでから起動させると二人一緒にメンブレンで包まれ、浮くことが可能であり、これをペアリングという。
FC(フライングサーカス)
深海棲艦発生前に行われていた、グラシュを用いた新興スポーツ。専用のグラシュを用いて、海上に設置された四つのブイ(一辺300m)に沿って時計回りに回りながら、ブイにタッチするか相手の背中にタッチしてポイントを稼ぎ、制限時間内に獲得したポイントが多かった方が勝ち。ブイに触らなければ次の直線にショートカットすることもできるが、その場合は相手と接触もしくは交差しないと次のブイにタッチできない。
スカイウォーカー
FCの選手の総称。スタイルによってタイプが分かれる。
・スピーダー…その名の通りスピードに特化した選手で、主にブイへのタッチでポイントを稼ぐ。
・ファイター…短距離での小刻みな動きを得意とし、主にドッグファイト(空中での背中の取り合い)による背中へのタッチでポイントを稼ぐ。
・オールラウンダー…ファイターとスピーダーの中間。状況に応じた対応が可能。
提督「以上が大まかな説明になる、大体のことは頭に入ったか?」
矢矧「ええ、たぶん大丈夫よ。」
提督「よし、じゃあ細かいところは実戦形式で教えていこうか。まずは俺の予備を貸すから海岸で実際に体験してみよう」
矢矧「やった!早く行きましょう提督!」ピューン
提督「はは、矢矧にも意外と子供っぽいところがあったんだな。…けど、俺の趣味にあんなにも興味を持ってもらえるのは嬉しいな」
明石「提督―。私は放置ですか?」
提督「明石も飛びたいのか?グラシュならまだ予備があるが」
明石「いえ、どちらかというとそのグラシュそのものに興味がありますね。必ず元通りにするので一度バラして調べさせてもらえませんか?」
提督「少し不安だが、明石なら大丈夫か。じゃあこれを貸してやろう。気が済むまで調べていいぞ」
明石「やった!ありがとうございます!じゃあ私も早速調べてくるのでこれで失礼します!」
提督「やっぱりあいつは根っからの技術屋だったな。それに、もしかしたら明石なら…っと、そろそろ行かないと怒られるな」
40Res/36.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20