千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 17:20:49.42 ID:dd6+2abs0
■Chapter088 『決戦! 四天王! B』
千歌「──……ここが3つ目の部屋」
左から3つ目の部屋の中に入ると、なんだか随分と天井の高いフィールドがあった。
しかも中央のバトルステージは両側を橋に吊るされているような状態で、その下は大きな穴のようになっていて、底が見えなかった。
千歌「た、高い……」
「いらっしゃい、挑戦者さん」
千歌「!」
室内の私が入ってきたのとは反対側から声が掛けられる。
栗色のショートヘアー、前髪はおでこを出しているのが特徴的な、綺麗な顔立ちの女性だった。
ツバサ「初めまして、私はツバサよ」
そう言ってツバサさんは6つのボールを放る。
「マンダァ」「リュー」「サザンドーラ」「ヌメルゥ」「ジャランラ」「ガブ…」
ツバサ「もちろん、バトルをしに来たのよね」
千歌「はい!」
私も6匹のポケモンを出して見せる。
ツバサ「ここまで来たらやることは一つだものね。私の手持ちはボーマンダ、カイリュー、サザンドラ、ガブリアス、ヌメルゴン、ジャラランガの6匹よ」
全部ドラゴンタイプ……どうやらドラゴン使いのようだ。
ツバサ「さ……選出して、始めましょうか」
そう言ってツバサさんは選出準備に入る。
千歌「……」
このバトルへの移行がやたらスムーズな感じ……どこかで見たことがあるようなと思ったけど、英玲奈さんだ。
ここまで来たらやることは一つ──って物言いもなんか似てる気がする……まあ、それはいいとして、選出しないと。
千歌「……さて、と」
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