千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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340: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 01:19:00.71 ID:dd6+2abs0


曜「……メガニウム戦闘不能。これによって、梨子ちゃんの手持ちは全員戦闘不能。よって──」


ジャッジが下される。


曜「千歌ちゃんの勝利!!」

千歌「……勝ったぁ……!!!」
 「バクフーーーーーンッ!!!!!!!!」


思わず拳を握り締める。


梨子「あはは……負けちゃった」


梨子ちゃんはそう言ってヘタリ込む。


梨子「自慢の技だったんだけどなぁ」

千歌「……正直、ヤバイと思ったよ」

梨子「土壇場で攻略法を思いついたの?」

千歌「うん。いくら外側が丈夫で炎すら通さなかったとしても、根本的には植物だから……内側からの爆炎には耐えられないかなって」

梨子「……あはは、やっぱり千歌ちゃんには敵わないなぁ」


梨子ちゃんは苦笑する。


梨子「……でも、千歌ちゃんとのバトル……楽しかったよ」

千歌「えへへ……私も、梨子ちゃんとのバトル。最高に楽しかった」

梨子「なんか……負けたけど、すっきりしちゃった……」

曜「二人とも全力で戦ったからかな」

梨子「ふふ、そうかも」


地面にペタンと座ったまま笑う梨子ちゃんに近付いて。


千歌「梨子ちゃん」


手を差し伸べる。


梨子「……うん」


梨子ちゃんがその手を取る。

私が引っ張りあげるようにして、梨子ちゃんが立ち上がる。

そして──ぎゅっと、硬い握手。



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