千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 05:50:20.56 ID:DoNfZkVt0
■Chapter072 『決戦! ディアルガ!』 【SIDE Dia】
──クロサワの祠。ダイヤと鞠莉。
聖良さんたちが消えた祠で、わたくしたちはディアルガと対峙する。
わたくしは距離が離れてしまった鞠莉さんの元へ駆け寄り、
ダイヤ「鞠莉さん……!!」
声を掛けるが、
鞠莉「…………」
鞠莉さんからは返事がない。
ダイヤ「ま、鞠莉さん……?」
鞠莉「……ダイヤ、ちょっとの間、下がってて」
ダイヤ「……え?」
鞠莉「たぶん、巻き込むから」
ダイヤ「……!」
わたくしは、すぐにハンドシグナルでハガネールに一旦引くように合図を出す。
「ンネェールッ!!!!!」
ハガネールは“あなをほる”ですぐさま地面に退避する。
「ディアガァァァーーー!!!!!!!」
鞠莉「…………」
ディアルガと対峙し、右手に付けたミラクルシューターを調整している。
実のところ、鞠莉さんは基本的にバトルを好まない。
普段から朗らかな気性だし、荒事を好む性格ではないのだ。
実力はありながらも、バトル関係の職には就かず、博士になったのはそれが理由の一つです。
ただ……彼女は怒ると、それが一変する。
鞠莉「……ポリゴンZ、“ロックオン”!! サーナイト!! “ハイパーボイス”!!」
「──ウィーカタカタ」「サーーーーーナァーーーーー!!!!!!!!」
ポリゴンZが標的を定め、その横でサーナイトが爆音を発する。
「ディアガァァァァーーーーーーー!!!!!!!!!」
ディアルガも対抗するように“ハイパーボイス”を発する。
二匹の音攻撃が拮抗する中、
鞠莉「ポリゴンZ!! “はかいこうせん”!!」
「ウィーーーーカタカタカタ!!!!!!!!」
開いたディアルガの口内に向かって、ピンポイントで超火力の“はかいこうせん”で狙撃する。
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