千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 00:30:12.93 ID:DoNfZkVt0
梨子「千歌ちゃん」
千歌「……梨子ちゃん」
梨子「……信じてたよ」
千歌「……うん!」
私は前に歩み出て、
千歌「……最初はね、ホント絶望的な力の差だなって思ってた。でもね」
振り返る。
千歌「あのときのブイゼルが──フローゼルが来てくれた。皆が信じてくれた。……私が旅して、歩んできた道は繋がってたんだって、実感した。……そんな皆が傍に居てくれる。なんか、それだけで不思議と……勇気が湧いて来る……!!」
胸の内から、ふつふつと力が漲ってくる。
「グゥォッ!!!!!」
それに呼応するように、メガルカリオの全身から波導のオーラが溢れ出す。
千歌「なんかチカ、今ね……負ける気がしない……!!」
「グゥォッ!!!!!」
「バァァァァァァーーーーールッ!!!!!!!!!!!」
パルキアが雄叫びをあげ、腕を振り上げる。
善子ちゃんとアブソルが、何度目かわからない攻撃姿勢に移る。
善子「アブソル!! “かまいたち”……!!」
「ソルッ……!!!」
だが、攻撃が出ない。
善子「……っ!! パワーポイントが……!!」
もうPPが限界のようだ。
ずっと、善子ちゃんとアブソルが攻撃を防いでくれてたんだもんね。
千歌「大丈夫。後は私に任せて」
善子「……千歌……!?」
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