千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/16(木) 12:32:58.13 ID:E6ygtKl90
■Chapter084 『決戦! クロユリジム!』 【SIDE Chika】
千歌「──ふぅ、ようやく辿り着いたね!」
善子「ええ」
クリスタルレイクを東に抜けて──16番道路を途中で北上し、18番道路を行った先にある街。
千歌「クロユリシティ……!」
善子「……じゃ、私はそろそろ」
千歌「あれ? 善子ちゃんは街には入らないの?」
善子「別に私はこの街に用事とかないし……ってか、この街ジムしかないでしょ?」
言われて、街の方を見てみると、民家こそぽつぽつあるけど、確かに施設らしい施設はポケモンセンター、フレンドリィショップ……そして、ポケモンジムくらいしか見当たらない。
善子「私は千歌が途中まで一緒に行こうって言うから、図鑑埋めのついでについて来てただけよ」
千歌「そっかぁ……じゃあ、ここでお別れだね」
善子「ま……最後に一緒に過ごすのも悪くなかったわ」
千歌「……最後?」
私は首を傾げる。
善子「ここ1ヶ月くらいで地方は一通り回れたからね。私の旅はここで一旦終わりかなって」
千歌「そうなんだ……」
善子「何、暗い顔してんのよ」
千歌「いや、同じ図鑑所有者としてちょっと寂しいなって思って……」
善子「はぁ……別に地方から出ていくわけでもないし。いつでも会えるわよ」
千歌「……うん、それもそうだね。それじゃ──」
私は手を差し出す。
善子「……ん」
善子ちゃんはその手を見て、恥ずかしそうに頬を掻く。
千歌「握手」
善子「わ、わかってるわよ」
善子ちゃんは赤くなりながら、やや乱暴に私の手を握る。
千歌「ふふ……」
最後までちょっぴり恥ずかしがりやで、ぶっきらぼうな善子ちゃんに笑ってしまう。
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