千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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230: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 03:18:10.97 ID:YHpk3Rh50

すぐさま周囲を観察する。

だけど、異常らしい異常なんて見当たらない。

地面には先ほど、ムーランドが避けた矢羽くらいしか……。


梨子「……いや、それだ……!!」


矢羽は、ムーランドの影に刺さっていた。

ことりさんの指示した技は──“かげぬい”。


梨子「影に攻撃して、動きを止める技……!?」

ことり「正解!! でも、もう遅いよ!!」

 「ジュナイッ!!!!!!!」


ジュナイパーがムーランドの頭上から一気に下降してくる。

加速した上空からの一撃、


ことり「“ブレイブバード”!!」

 「ジュナイッ!!!!!!!」

 「ヴォッフッ!!!!!」


床に磔にされて、動けないムーランドは為す術もなく、その突進に吹っ飛ばされた。


梨子「ムーランド!」
 「ヴォフッ……」


……ムーランド、戦闘不能だ。


梨子「……戻って、ムーランド」
 「ヴォッフ…──」


私はムーランドをボールに戻し、

最後のボールを構えた。


梨子「……行こう!!」


ボールを放る。


 「ガニューーー!!!!!!」
梨子「メガニウム!!」


メガニウムは飛び出すと同時に“つるのムチ”を伸ばす。


ことり「! ジュナイパー!! 離脱!!」

 「ジュナイッ!!!!」


ジュナイパーがすぐさま上昇、“つるのムチ”はすんでのところでかわされる、が


梨子「空に逃がしちゃダメ!! “はなふぶき”!!」
 「ガニューーーー!!!!!」


逃げるジュナイパーに向かって、範囲攻撃を放つ。


 「ジュ、ジュナイッ!!!!!!」



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