千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/14(火) 13:01:17.58 ID:gM5+0Wds0
* * *
善子「──……月、綺麗ね」
千歌「……そうだね」
私たちは湖に浮かんだまま仰向けになって、月を眺めていた。
湖に張った氷が、真っ二つに割れ、私たちは辺りに氷の破片が浮かぶ湖を漂っていた。
そして、近くを漂う大人一人が乗れるくらいのやや大きめ氷の上で──
「ソル……」
倒れているアブソルと、
「グゥォッ」
未だ立ったままのルカリオが、居た。
善子「土壇場で自信取り戻してるんじゃないわよ……」
千歌「……なんというかさ」
善子「……なによ」
千歌「やっぱり、私たちって一人で戦ってるんじゃないんだなって」
善子「…………」
千歌「私たちがポケモンの目になって、的確に指示して、ポケモンたちを導くみたいにさ。……私たちが自信をなくしちゃったときは、ポケモンたちが大丈夫だよって、信じてくれって、そういう気持ちを伝えて、支えてくれるんだなって」
善子「…………あー、やっぱ千歌には勝てないわ」
千歌「やっと気付いた?」
善子「調子乗んじゃないわよ……さっきまで自信喪失してたくせに」
千歌「ふふ……善子ちゃん」
善子「……なに?」
千歌「ありがと」
善子「……なによ、勝者の余裕?」
千歌「私、ちょっと自信過剰なところあるからさ……このバトルで、なんかちょっと反省出来た気がする」
善子「……はぁー、もー……勘弁してよ……ここで反省とか、どこまで強くなる気なのよ……」
千歌「……どこまでも、かな。仲間と一緒に、どこまでも強くなるよ」
善子「……そっか」
千歌「うん」
──ちゃぷ。善子ちゃんの方から水音。
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