12: ◆.dsCc9AhxA[sage saga]
2019/05/08(水) 20:27:30.95 ID:d1FPmYSW0
カチューシャ「正直さ、今の関係というか仲間? 友達? 楽しくないと言えばウソになるけど、いつまでも、ずーっと続くわけじゃないでしょ?」
まほ「まあ、そりゃあ……」
カチューシャ「いい加減独立してくれたほうが、隊長としては嬉しいのよね。だから、この番組に出るのはあの子にとってのショック療法。こども扱いされて毎日ボルシチ食べさせられるのも飽き飽きだしさ」
まほ「毎日、毎日か……。そりゃあ、好物でもキツイな」
カチューシャ「いや……。はっきり言ってボルシチって好きでもなんでもないのよね。マホーシャ、ボルシチって食べたことある?」
まほ「無いな。なんとなく味は予想できるけど。トマトっぽい感じか?」
カチューシャ「よく勘違いされるけど、あの色はトマトじゃないのよ。ビーツって赤いカブの出汁。濃そうな見た目してるくせにさ、なーんかすっとぼけた味なのよね。というかただの野菜スープよ。スープストックみたいなのならまだしも本場スタイルを毎日はちょっとね」
まほ「Oh……」
カチューシャ「ぶっちゃけ私、イカの塩辛とかで白いご飯食べたいタイプなのよ。道民だから海の幸なのよね。あー、鮭のルイベ漬けの味が恋しいわぁ」
まほ「ルイベ? ってなんだ」
カチューシャ「凍ったお刺身をそのまま食べるのよ。お口の中で溶けてシャリシャリの奥からお魚の旨味が湧いてくるの。ご飯が進むわよ」
まほ「ほぉ、それはなかなかそそられる。あれか、冷えてスライム状になったカレーをあえてそのまま熱々ご飯に乗せて食べる感じか」
カチューシャ「なーんか例えが芯を食ってない気がするけど、まあ目指す方向はそうかもね
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