39: ◆sA2CpGLy66[saga]
2019/05/08(水) 22:52:59.42 ID:kmXuXUoz0
〜演習直前 海上にて〜
武蔵「はあ…」
秋月「ど、どうしました?武蔵さん」
武蔵「…私はな、この演習に反対だったんだ」
秋月「え、えー!?」
武蔵「そんなに驚く事か?」
摩耶「そらそうだろ。どんなに強力な深海棲艦だろうと先陣を切る大戦艦だぜ?」
武蔵「ああ…。確かにこの武蔵は相手が強力であればある程燃えるタチだが…。第七はなぁ」
秋月「…?何かあるんですか?」
摩耶「ああ?秋月は第七との演習初めてだっけか?」
秋月「はい」
武蔵「ああ。提督が教育に悪いと言ってな、第七とはまだやり合ったことはない」
摩耶「はーなるほど。その秋月を編成に入れるってことはよっぽど今日は勝つ気らしいな」
秋月「それで、第七の皆さんは何がその…」
武蔵「教育に悪いか、か?」
秋月「はい」
武蔵「…まあ、戦い方だ。いいか、秋月、決して第七の連中の動きを真似るんじゃないぞ」
秋月「え、えぇ…」
摩耶「ん、でも今日は三日月も出るんだろ?」
武蔵「そうだったか?あいつが演習に出るのは久々だな」
秋月「三日月さん、ですか…」
武蔵「ああ。秋月、お前は防空駆逐艦だろ?」
秋月「はい!防空の点では誰にも負ける気はありません!」
摩耶「だったら演習終わりに三日月の動きを見とけよ。あいつのはな…ガチだ」
秋月「は、はぁ…」
秋月(摩耶さんにここまで言わしめるとは…。警戒しないと!)
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