262: ◆sA2CpGLy66[saga]
2019/07/09(火) 22:35:46.44 ID:hItb1vpH0
〜数日前 第七鎮守府 港〜
長波(海上)「う、おおぉぉ…」プルプル
提督「…辛うじて立ててはいるが」
熊野「戦闘は無理そうですわね」
鈴谷「にしても、艤装つけて立つことすら出来ないって…何かトラウマでもあった?」
長波「え、いや…」
提督「お前アホ?本人にそんな事聞くヤツいる?」バン
鈴谷「いったぁ〜…」
熊野「…?その鈴谷を叩いた本、何ですの?」
鈴谷「あー!見たことある!第五鎮守府で見つけたあの中将の調教日記じゃん!」
長波「!?」
熊野「と、するとその中に…」
提督「ま、そうだな。こいつのトラウマの正体も書かれてる訳だ」
長波「ちょ!待て!その本は─」
提督「申し訳ないが、中身はすでに読んだ」
長波「」
鈴谷「いや、可哀想っしょ…。その中には長波のあられもない事が…」
熊野「貴女も失礼でしてよ」
提督「まあ、俺はこの鎮守府の長だ。お前を管理する身としては読まなければいけなかった」
長波「」
提督「……はあ、でもな。長波?」
長波「な、何だよ……。どうせあたしは傷物だよ…」
鈴谷(あれ?地雷?)
熊野(間違いなくですわね。むしろ密集しているまでありますわ)
提督「ここに書いてあることが真実だとしても、俺がお前を嫌ったり邪険にすることは絶対にない。安心しろ」
長波「…本当か?」
提督「当たり前だろ」
鈴谷(流石艦娘側から求められたら応じる提督は違うね)
熊野(貴女それを今大声で言ってみなさい。海に叩き落として差し上げます)
長波「提督ぅー!」
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