ぐだ男「アーサー王の死?」マシュ「はい先輩。」
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152: ◆/jG8XyHDyU[sage]
2019/05/12(日) 22:14:27.11 ID:nxOdqQw70
ガウェイン「私の見る限り、ランスロット卿とアグラヴェイン卿は、同じくらい王に忠誠を誓っています。
しかし二人の王に対する思いが100であっても、ランスロット卿は周囲の人間…いや、
見知らぬ民草相手であっても80くらいはある騎士。一方でアグラヴェイン卿は、
よほど仲良くなければ限りなく0に近い…といったところですね。」
アグラヴェイン「…」
ガウェイン「だから、ランスロット卿は、周囲や目下の人間にすら愛をもって接することのできない
アグラヴェイン卿が、どうして主君である王を敬愛することができるかと疑っています。」
アグラヴェイン「だが、奴は…!
ガウェイン「ランスロットのように周囲に分け隔てなく接するような男であれば、敬愛の対象もいつか王から
別の誰かにうつるかもしれない、と怖がっているのでしょう。」
アグラヴェイン「…ああ、そうだ。だから奴は危険すぎる。」
ガウェイン「はぁ。いいですか?あっくん。考え方からして水と油のあなた達に、今更わかりあえとは
言いません。あなたとて、ランスロットの必要性は理解できているでしょう。それを劇薬と
とらえるかもしれませんが。」
アグラヴェイン「…いや、しかしだな。」
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