2: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 00:55:46.55 ID:P8JEUw1x0
―― 都内某所 どこかの「夜市」
花屋「古本屋さんが？」
3: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 00:56:32.30 ID:P8JEUw1x0
◆◆◆◆
―― 事務所
4: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 00:57:19.53 ID:P8JEUw1x0
〇
―― 面接当日
5: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:11:39.89 ID:P8JEUw1x0
文香「……動機……ですか」ﾌﾑ
文香「一つには…………私も一介の大学生として、アルバイトでも社会経験をしておくべきと、思ったことがあります……。今も神田の古書店で働いておりますが……それも所詮は店番であり……かつ、そもそも叔父の店ですから……今後のことを考慮しますと……親族の庇護下ではない環境で自活すること……いわば、独立することを、意識すべきと……そう判断した次第です。……では、どこの門を叩くべきかと思案しましたところ……数少ない知己であるクロさん――Ｐさんとお呼びするべきでしょうか――の事務所が思い至り……ここはひとつ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、と……あ、ちなみにこの故事成語ですが、実際に飛び降りることを試みた人の生存率は存外に高く……」
6: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:13:43.43 ID:P8JEUw1x0
文香「実のところ、この事務所のお話は以前よりかねがね伺っておりまして……。正直に申し上げますと、そちらへの興味もまた、強く……」
文香「一度、この目で確かめてみたい……と。そのような目的もまた、あるのです……」
7: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:14:34.74 ID:P8JEUw1x0
〇
Ｐ「そういうわけで、なんの問題もなくフツーに採用と相成ったのである」
8: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:17:28.63 ID:P8JEUw1x0
◆◆◆◆
■アイドル（あいどる）：
9: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:18:41.95 ID:P8JEUw1x0
◆◆◆◆
Ｐ「ということで、今日からアシスタントにつく鷺沢文香さんだ」
10: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:20:09.31 ID:P8JEUw1x0
文香「お誘いは光栄ですが……やはり、私には、似合わぬのではないか……と……」
Ｐ「いや似合わないなんてことないけど文香さんは謙遜するけど秘めたるポテンシャルはかなりものがあると思うんだけどけどけどけど」
11: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:21:48.03 ID:P8JEUw1x0
◆◆◆◆
―― プロダクション 廊下
12: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/05/02(木) 01:23:30.37 ID:P8JEUw1x0
文香「クロさんの事務所のことは、おおむね存じております……。特にあなたは、これまで何度となく異変を解決してきた……と」
文香「資料によりますと、熊本空中戦……うさぎ大増殖……近ごろ特に大きな異変は、京都の狐結界事変、といったところ……でしょうか」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
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