遊勝「紹介しよう、デニス。超高校級のマジシャンの夢野秘密子さんだ」
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52: ◆02/1zAmSVg[saga]
2019/05/02(木) 00:08:40.57 ID:Ewmwd3cpO



デニス「……断っておくけど、さっきの話はあくまでボクの勝手な想像であって、実際に先生がどんな人心掌握術を用いて負けた側やそのファンを笑顔にしているかは知らないよ」

デニス「先生が人を笑顔にするメカニズム、それを解き明かすには、もっと先生を理解してみないことにはーーー」

夢野「だとしてもじゃ!」

デニス「!」

夢野「さっきの話が勘違いで、本当は真っ当な方法で笑顔にしているとしても! 『甘さなど必要ではない』と言えてしまうことに疑問は無いのか!?」

デニス「……どういうことかな?」

夢野「良いか!? 真っ当な方法にせよ同調圧力にせよ、全ての者が榊遊勝のデュエルで笑顔になれるわけではないはずじゃ!」

夢野「あやつのあのデュエルで、心の底から笑顔になれるとは限らないはずじゃ!」

デニス「まあ、それはそうだろうけどさ……」

夢野「ならば、ウチは、榊遊勝のやり方では心の底から笑顔になれん者を、笑顔に出来るようなショーが……デュエルがしたい!」

夢野「それをするために必要なものが、お主がさっき、『必要だとは思えない』と切って捨てた、甘さではないのか!?」

夢野「……少なくとも、転子たちは、ウチの友達は、ウチの甘さが必要だと、そう言ってくれたんじゃ!」

デニス「………」

夢野「ーーーもう、ええわい! 不愉快じゃ! 今日はもう帰る!」

デニス「あっ、ちょっと……」

夢野「ふん!」スタスタ



バタンッ!



デニス「……」





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