遊勝「紹介しよう、デニス。超高校級のマジシャンの夢野秘密子さんだ」
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50: ◆02/1zAmSVg[saga]
2019/05/02(木) 00:03:38.80 ID:Ewmwd3cpO



夢野「……どういうことじゃ?」

デニス「良いかい? まず、前提条件として、デュエルの強さと発言力は比例するんだ」

夢野「んあ……確かに、デュエルが強いと就職に有利という話は良く聞くのう……」

デニス「そして、先生は、デュエルがものすごく強い。故に、先生は、異常なまでの発言力を持っている」

デニス「その上で、『笑顔になって欲しい』と、人間的な感情から見て正しいとされることを言えば、先生はそれを体現する善人となる」

デニス「先生の言葉は、人間的な感情から見て受け入れなければならない、絶対の善人の言葉となるんだ」

夢野「んあ……!?」

デニス「そうした言葉は、逆らいづらい言葉だ」

デニス「善人の言葉に逆らうのは難しい」

デニス「それに逆らえば、自分が、自分自身の心や周囲から見て、悪人であるかのように映ってしまうんだからね」

デニス「誰だって、悪人になんて、なりたくない」

デニス「故に、先生の言葉を、受け入れなければならない、空気が発生する」


デニス(……そうなれば、よほど譲れないもののある人間か、あるいは壊れてしまった人間でも無い限りは、そうした空気に従うだろう)


デニス「だからこそ、先生に負けた側やそのファンも、笑顔になっていたんじゃないかな?」



夢野「ーーーんあ!?」



デニス(……仮に、ユーリが先生と同じような言動を取っていればーーー)



デニス(ーーーもしかしたら、ユーリも、先生のようにーーーー)





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