遊勝「紹介しよう、デニス。超高校級のマジシャンの夢野秘密子さんだ」
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177: ◆02/1zAmSVg[saga]
2019/05/04(土) 23:32:13.46 ID:dTjXkwRbO



夢野(……無論、カード化に必要な絶望の量には個人差があり、デュエルが強い者であればあるほど、多くの絶望が必要だったようじゃがな)



デニス「……」



夢野「……そして、そうした絶望に呑まれさせる手段こそが、コロシアイだったのじゃ」

夢野「そう、かつて江ノ島盾子が、希望を打ち砕いて世界中の人間を絶望させるために、超高校級の生徒にコロシアイをさせたように」

夢野「赤馬零王もまた、未来機関の希望を打ち砕いて所属するデュエリストを絶望させるために、江ノ島盾子のコロシアイを模倣し、ウチらにコロシアイをさせたのじゃ」

夢野「次元戦争が起こる前、もしくは次元戦争が始まって間も無い時のドサクサに紛れて、超高校級を誘拐して記憶を操作し、戦争中にコロシアイを行わせーーー」

夢野「ーーー殺人事件が発生してから、学級裁判が終わって裁判場を出るまでの映像を、ソリッドビジョンを利用したスクリーンで、未来機関の各支部の上空に、映し出させてのう」

夢野「……その映像が自分たち未来機関を絶望させるためのものであることは、未来機関もわかってはいたじゃろう」

夢野「じゃが、だからといって、目を逸らすことは出来なかったんじゃ。なにせ、超高校級の希望である苗木誠の残した、新しい希望ヶ峰学園の生徒が、絶望的なコロシアイをさせられていたんじゃからのう」

夢野「見れば見る程、絶望するとわかっていても、目を逸らさずにはいられない」

夢野「そうして、未来機関に絶望を与え続け、デュエルを介さずにカード化が可能になるまで、絶望させる」

夢野「なんとも、悪辣なやり口じゃわい」

デニス「………」





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