34:名無しNIPPER[saga]
2019/04/29(月) 17:40:21.13 ID:ZTnPkBva0
下女「えっなんて言ったの」
露青「仕方ない 奴は飼い猫だったんだ」
露青「精神疾患を患った 豚の塩漬け肉みたいな女子高生のな」
猫又「ご主人のことを悪く言うにゃァ! あたしは飼われ身ながら既に何人も魔法少女の導き手を務めたにゃァ……最古参のお前にだって引けを取らん数にゃァ!」
猫又「筋は通した! 休暇を貰って何が悪いにゃァ! それにご主人にはあたしが必要なんだにゃァ 邪魔をするなら押し通るッ!!」
下女「えっと 何が悪いのよ? まさか飼い主が美少女じゃないから認めないっていうんじゃないわよね!」
露青「なわけがあるか 我々だってただ飼い猫に専念するから辞めるというだけでこんな風にしたりはしないさ! これはヤツのためでもあるのだ」
露青「猫又 では戻って来い! あの豚JKは異常なんだ! お前も分かっているはずだ!」
下女「どういうこと」
露青「醜い容姿に因んで追い詰められた末 現実逃避から自分を堕天使だと思い込んでいるんだ 日夜部屋に閉じこもって怪しい儀式を行っている」
露青「普通のペットなら本当に"生贄"にされているような目に遭っているんだが彼女は見ての通り普通の生き物ではないから命にまで関わらずに済んでいる それがあの豚の妄想に拍車をかけてしまっているんだ」
下女「……」
猫又「ご主人はちょっと……今はちょっと機嫌を悪くしてしまっているだけなのにゃァ……」
猫又「頼むにゃァ なんとか――」
露青「そして最近では彼女以外の野良猫にまで手を出し始めている」
下女「!」
露青「彼女が力を使えば止められるだろうに何も動かないでいた 狙われている理由はそこだ」
猫又「うぅ……ううう……」
下女「【安価下】」
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