【艦隊これくしょん】漣が親子丼で提督と大変な大淀【艦これ】
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64: ◆yJGN1SPTmzFo[sage saga]
2021/08/05(木) 02:24:21.09 ID:3KpyAM6L0
―― やきにく鎮守府 2番席

提督「相変わらずこの店名はどうなんだ」

大淀「鎮守府近くの店はこういう名前が多いんですよね……」

提督「まあ、地域貢献と思おう……。さあ大淀よ。なんでも好きなものを頼んでくれたまえ」

大淀「そうさせていただきましょう……よーし……」パラパラ

提督(メニューをめくった瞬間から目の色が変わった)

大淀「あら……? ずいぶんとお求めやすい価格になっていますね」パラパラ

提督「おお、確かに」パラパラ

大淀「牛肉の価格が下落しているんでしょうか」

提督「というよりも、食料品の物価が安定しているんだろう」

大淀「そうなんですか?」

提督「深海棲艦の通商破壊に、十分以上に対抗できているということだ。つまりすべて艦娘さんのおかげです。ありがとう艦娘さんの大淀さん」

大淀「急に何ですかそれ」

提督「いや、食堂で陽炎に言われたことを思い出して。平和をもたらしてくれる艦娘への感謝の気持ちを表明するべき、みたいなことを言ってた」

大淀「それを言ったら、提督だって私たちを指揮してくれているんですから……」

提督「いやあ、俺なんか椅子に座って書類に判子を押すだけだからさ。楽なもんだよ」

大淀「そんなことはありません、私たちよりもむしろ、提督のほうこそ……」

提督「いやいや、俺なんか現場の苦労に比べたらさ……そういう意味では、事務も現場もやってる大淀には二重の苦労を背負わせてるようなものかもな」

大淀「わ、私はそういう風には思っていませんよ」

提督「わはは、そうか。じゃ、そう言ってくれる大淀に感謝ってことで。肉を食おう」

大淀「あの……」

提督「いや、本当に気にしないでくれ。悪かった、冗談のつもりだったんだが変な感じになってしまった」

大淀「……いえ、構いませんよ。……そうですね! 考えてみたら私も普段は結構大変です! だから、今日は存分に労っていただくことにしましょう!」

提督「そういうことだ!」

大淀「では……。注文をお願いします! この三式カルビ改と、一式徹甲ロースを三人前ずつ!」

提督「いきなり高いのから来たな! いいぞ! あ、あとウーロン茶ひとつください」

大淀「私も飲み物……あ、夏みかんサワーがある。これをお願いします」

提督「あと小ライスひとつ」

大淀「提督、ご飯は後でいいじゃないですか。お酒を飲みましょう」

提督「俺は初手ライス派なんだっつーの。……この会話懐かしいな」

大淀「ふふ」

提督「昔はこうやって三人で食事してたな……」

大淀「明石を入れて四人だったころなんか、懐かしいですね」



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