やちいろ「イチャイチャ」 水波レナ「・・・・・・・・・」
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44: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/04/21(日) 16:47:51.06 ID:Fkt1CpLL0

ももこ「あ・・・あ・・・」

レナ「女の子はそういう生き物だって、いい加減分かったでしょ。ももこもそんな女の子だってちゃんと自覚して」

ももこ「あっ・・・うっ・・・うっ・・・・ううぅっ・・・・・―――」

レナ「ももこ?」


ももこ「うわぁあああああああ!!!」


レナ「きゃあ?! なに?!」

ももこ「レナ! 髪留め貸してくれ!」

レナ「えっ? う、うん、いいけど。はい」

ももこ「サンキュ!」ファサ キュ

レナ「あ、いつもみたいに髪上げちゃうの? せっかく似合ってたのに」

ももこ「よし! 今すぐ鶴乃のところ行くぞ! 万々歳!」

レナ「今から!? 急になんでよ!? せっかくそんなにきれいな格好しているのにあんな汚い場所に行くとか信じらんないんだけど! それに、さっきやちよさんと食事したんじゃないの?」

ももこ「食べたけど、あんな食事、上品でおいしいのはいいが量が少なくて全然腹に溜まんないんだって。食べ方にもいちいち気を遣わなきゃならなくて窮屈だし。今はとにかく何も考えずに鶴乃のラーメンにかぶりつきたい!」

レナ「でも・・・」

ももこ「いいから! ほら行くよ!」グイグイッ

レナ「きゃ、分かったから引っ張らないで!」

ももこ「・・・・・・・」スタスタ

ももこ「・・・・・ぅぅっ〜〜////」 目を伏せ


ももこ(『女の子はそういう生き物だって、いい加減分かったでしょ』)

ももこ(ああ、分かったよ。身に染みてよく分かった。気が付かせてくれてありがとう、レナ。すごく嬉しいよ。・・・・嬉しいけど、16年間も知らなかったんだ。恥ずかしすぎて、今すぐにそれを扱いこなすのは無理そうだ。ごめん。でも少しずつでも慣れてふさわしい振る舞いができるようになるからさ)

ももこ(やちよさん。後でちゃんと謝りに行く。だからと言ってあんな態度をとった後に、やっぱりもう一度アタシのことをちゃんと見てくれ、なんて、そんな都合のいいことは言わない。だけど、これをきっかけに、やちよさんと肩を並べるくらいの女性を目指す。時間はかかるかもしれないが、少しずつでも磨いていくから)

ももこ(そうすればきっと、一回の失恋だけでへこみっぱなしにならないくらいの勇気を身に着けられると思う。そして、そんな勇気を持った者にしか辿り着けない、今の自分を乗り越えた先の景色を見る。絶対に)


ももこ(ありがとうレナ。そこまでアタシの背中を押してくれて)

ももこ(ありがとうやちよさん。そこからアタシの手を引いてくれて)






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