やちいろ「イチャイチャ」 水波レナ「・・・・・・・・・」
1- 20
37: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/04/21(日) 16:33:27.78 ID:Fkt1CpLL0

ももこ「どうして、だあ? じゃあ逆に聞くが、もしアタシが今からやちよさんに本気の告白をしたとして、やちよさんは受け入れられるか? できないだろう」

ももこ「一緒にいてつくづく思う。やちよさんは人としてとても魅力的な人だ。アタシなんかが傍にいると格の違いを見せつけられて、自己嫌悪になるくらいにな。そんなやちよさんがアタシなんかとは釣り合うはずがない。それ以前にやちよさんだったら、もうすでに恋人の一人や二人いるんじゃないのか」

ももこ「そんなやちよさんがアタシに対して浮ついた感情なんか持ってないだろう? その証拠に、今まで一緒に過ごしてきた長い時間の中で、そんな素振りは全くなかったじゃないか。普通に友達みたいな関係だった。だから今日になっていきなり恋愛感情が生まれるなんて不自然だ。あったとしてもそれは嘘だ」

ももこ「・・・・それなのにアタシはそんな未来のない嘘の恋にのぼせ上っていた。気が付くのがちょっとばかし遅かったな。バカだなあってつくづく思う」


やちよ「・・・・・・・」

ももこ「・・・・・・・」

ももこ「・・・・アタシだってな・・・・本気で人を好きなったことくらいある。その時は告白しようと決心もした。だけどできなかった。タイミングが悪いっていうくだらない理由でな。命に関わる代償を支払ったにも関わらずにだ。それなのに、アタシが好きになった人は、未だにアタシが好きだったってことすら知らない。そんなの、きっぱりフラれるのより辛いよ。このことは、アタシは一生引きずると思う」

ももこ「やちよさんの今日の振る舞いは、アタシに対する軽いいたずらだったのかもしれない。だけどな、そんな空回った恋に苦しむアタシに、手の届かない嘘の恋を見せてつけてあざ笑うなんて・・・・それはとても残酷なことだ」


やちよ「・・・・・・・」

ももこ「・・・・・・・」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
47Res/80.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice