やちいろ「イチャイチャ」 水波レナ「・・・・・・・・・」
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35: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/04/21(日) 16:29:05.17 ID:Fkt1CpLL0

ももこ(やちよさんがさりげなくアタシに微笑みかけてくれる)

ももこ(いい雰囲気・・・・・。アタシらは今、いい雰囲気なのかな・・・?)

ももこ(そりゃあ、確かにやちよさんは、アタシにとって特別な人だ)

ももこ(誰でも目を引くような容姿の持ち主ってのもあるが、そんなものよりなにより、やちよさんはアタシがどういう人間なのかよく知ってくれている。性格とか好き嫌いとか信念とか。それを知ったうえでアタシを受け入れてくれた)

ももこ(それにアタシ以上に腕っぷしだって強い。そんなやちよさんだからこそ、アタシをここまで女子扱いしても違和感がない。こんなことができるの、アタシの身近にいる人じゃ、やちよさんだけだ)

ももこ(・・・・・・アタシが女子扱いされている。本当に夢みたいな時間だった。やちよさんは、アタシのことを考えてずっとエスコートしてくれて、何かあったら守ってくれるっていう安心感もあって、それでいて何気ない気遣いをよくしてくれて、それらにあてられる度にアタシは胸を高鳴らせて・・・・)

ももこ(ずっと憧れていたんだ。こういうの。夢見ていた)



ももこ(・・・・・でも、夢は覚めるもんだよな)

ももこ(冷たい海風のせいかな。のぼせ上った頭が冷えていく)

ももこ(時間が経って、幸せな魔法が解けちまったみたいだ)

ももこ(そのせいでもう、なんでもかんでも冷静に、理屈っぽく考えちゃう)

ももこ(だから・・・そろそろ頃合いか・・・。現実と向き合わないといけない。それはもったいない、残念な気もするけれど・・・。このままじゃあいけないのは確かだ)







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