やちいろ「イチャイチャ」 水波レナ「・・・・・・・・・」
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21: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/04/21(日) 16:12:23.09 ID:Fkt1CpLL0

やちよ「桃色って子供っぽくなって難しいんだけど、それみたいに淡い色と柄だったら、ウェストはストリングで絞って、後は髪とメイクを工夫すれば、全体的にシックな印象にできるわ。ももこみたいに背が高くてスタイルがよければ、より大人らしくしやすくていいわね」

ももこ「そ、そっか。あえて大人っぽくを目指したからか。そんで、アタシみたいなのでもそれなりに着られたって感じか。やっぱりすごいな、やちよさんは。さすがプロだよ」

やちよ「どういたしまして。はい、下準備は終わり。あとはその格好のまま商店街に行って」

ももこ「んなっ?! この格好でか?! あの人の多い商店街に?! 絶対に無理―――」

ももこ(い、いや、待てよ・・・今のアタシ、結構イケてるよな・・・? なら、ちょっとくらい人に見られたいような気が、しなくもなくなくないような・・・・)


ももこ「こっ、こほん・・・。商店街に行ってどうするんだ・・・?」

やちよ「商店街に行って、そこで待ってて。一人の男性がももこのことを尋ねに来るから、後はその人の指示に従って」

ももこ「えっ? 男と会う? 二人きりになるのか? この格好で? そ、それってなんか・・・」

やちよ「それと、その格好でいる間は言葉遣いや所作に気を付けること」

ももこ「どういうこと?」

やちよ「まずは歩き方や立ち方を常に女性らしくしなさい。レナみたいな感じでいいわ。言葉遣いについては意識して控えめな言葉だけを口にすること。かえでみたいな感じでいいわ。特にあなた、『クソッ』とか『コノヤロー』とかってよく言うけど、そんな汚い言葉はもってのほかだから」

ももこ「え、ええ? アタシそんなこと言ってたか・・・?」

やちよ「それから自分のことは『アタシ』って砕けた言い方にしないで、ちゃんと『私』と発音なさい」

ももこ「アタ・・・わ、私」

やちよ「そう、それでいいわ。分かったのならそろそろ行って」

ももこ「マジか・・・・」

やちよ「言葉遣い」

ももこ「あっ、ああ、そっか・・・。ほ、本当にこの格好で行くの? やっぱり、ちょっと自信ない・・・わ」

やちよ「相手をあんまり待たせちゃ悪いから。ほら、早く行く」グイグイッ

ももこ「ぬうぁあっ?! そんな背中押すな・・・押さないでっ!」


フェリシア「ふぁ〜・・・。ハラ減った〜・・・。なんかメシを―――」


ももこ「きゃあ?!」

フェリシア「うおっ?! お、おう・・・。一瞬誰かと思ったぞ」

やちよ「ももこ。今の悲鳴、いいわね。その調子でいきなさい」

ももこ「あっ/// うぅ////」

ももこ(だっ、だめだ・・・・!/// やっぱ恥ずかし・・・!////)カァ

やちよ「あら? ちょっとチーク盛りすぎたかしら」



いろは「わあっ、ももこさん!」


ももこ「いろはちゃん?!」

いろは「すごいです! 素敵です! 美しいです! いいないいな〜」

ももこ「や、やめっ・・・///」

いろは「ちょっと待っててください! 今鶴乃ちゃんとさなちゃんを呼んできますね!」

ももこ「やっ、やめろ〜っ!////」ダダダ

やちよ「いってらっしゃい」









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