78:名無しNIPPER[saga]
2019/04/23(火) 10:34:32.06 ID:v13ERt4d0
右京「要するに、単純に無くしただけだと思っていたら、何者かに盗まれていて…」
「それが、あなたに罪を擦り付ける手段に利用されてしまった……と、いう事ですね?」
手塚「恐らくそうだと思います」
「吉田先生はともかく、あのろくでなしがホームレスになってたなんて、そこの刑事さんに言われて初めて知りましたから」
そう言って、伊丹の方に顔を向ける手塚。
当の伊丹は、忌々しそうに手塚を睨み返していた。
その様子を確認した後、手塚は右京の方を向き直る。
手塚「それじゃあ、今度はこっちが聞く番ですね」
右京「その事ですが、吉田先生は奥様の借金の事で焦っていた事が判明しました」
手塚「奥さんの借金で?」
右京「完済が出来ないまま、返済期間が差し迫っていたそうです」
手塚「そうだったんですか。だったら、最初からそう言ってくれれば、よかったのに……」
右京「……」
手塚「吉田先生が殺されたのは、その事と関係あるんでしょうかね?」
右京「まだ、何とも言えません」
「しかし、いずれ全てを明らかにしてみせます」
手塚「それを聞いて、安心しました」
「引き続き、お願いします」
文字通り安心した表情を浮かべる手塚に対し、右京は「えぇ…」と軽く答えた。
それを見計らい、伊丹は「警部殿…もうよろしいですか?」と右京に聞いてくる。
すると右京は、すかさず「最後にひとつ……」と言って、ある事を手塚に聞いた。
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