196:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:20:25.28 ID:r6in7ffD0
冠城「右京さん…16年前の事件の当事者である、あなたにお聞きします」
「16年前の事件は、所轄とあなたの元に第一発見者からの通報があった事で、判明したんですよね?」
右京「えぇ…それで、亀山君と米沢さんを連れて現場に向かいました」
197:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:21:52.34 ID:r6in7ffD0
冠城「警察に色々と聞かれるのが苦手で、匿名で通報するだけのケースもなくはありません」
「しかし…俺が気になっているのはそこではなく、その人物が所轄だけでなく、わざわざあなたにまで通報した事です」
「特命係に直接通報する人って、大体が特命係と面識がある人ですよね?」
198:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:23:26.96 ID:r6in7ffD0
右京「本当に君は、時と場合によっては僅かな手掛かりで、踏み込んだところまで行き着いてしまうんですねぇ……」
冠城「そのような言葉が出るという事は、当たり……ですか?」
右京「そう取って頂ければ結構です」
199:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:24:46.57 ID:r6in7ffD0
右京「ちょっとした知り合いです」
200:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:25:18.54 ID:r6in7ffD0
冠城「……」
右京「……………」
201:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:27:38.88 ID:r6in7ffD0
冠城「ちょっと…それだけですか?」
右京「えぇ、これだけです」
冠城「あのですね…僕が聞きたかったのは、もっとはっきりした答えをでしてね……」
202:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:28:12.97 ID:r6in7ffD0
「右京さーんッ!!!」
203:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:29:48.97 ID:r6in7ffD0
その後、冠城亘は通報者の正体を何度も上司に尋ねたが、結局最後まで教えてくれなかったという……
204:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:30:46.69 ID:r6in7ffD0
〜この作品は、二次創作です〜
205:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:32:01.64 ID:r6in7ffD0
〜補足〜
広田かなえ・・・オリキャラ。無論、平良先生に妹がいたと言うのも捏造設定です。
正直、いてもいなくても問題ないキャラだったかな…と書いている最中に思いましたが、
手塚の更生の努力が実らなければ、救いがないと思い登場させました。
206:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:32:27.13 ID:r6in7ffD0
以上で、当作品はおしまいです。
お気に入りエピソードの続編という自己満足的なものなので、
更生した前科者という重いテーマを扱っている割に、
話しが軽くなってしまった感が否めなかったりします……
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