175:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:50:22.83 ID:r6in7ffD0
右京「やっぱり……」
「僕達を引っかき回した……」
176:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:52:38.88 ID:r6in7ffD0
右京「手塚先生…あなた、最初から時田が事件を起こす事を、予見していたのではありませんか?」
手塚「……」
177:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:54:48.21 ID:r6in7ffD0
手塚「刑事さん…相変わらず鋭いですね」
「その通りですよ。僕は、あの人が何か事件を起こすだろうと考えていました」
「教頭先生は最近悪い噂が絶えなかったし、何しろ吉田先生と揉めてましたからね」
178:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:56:47.23 ID:r6in7ffD0
冠城「でも…だったらなんで、こんな回りくどい事を?」
「最初から時田が怪しいと思ってたんなら、すぐにでも知らせてくれたら良かったのに」
手塚「確かに、教頭先生が怪しいと睨んではいましたが、状況証拠と直感だけで物証がありませんでした」
179:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:58:46.59 ID:r6in7ffD0
手塚「安心して…また別の街の学校で、教師をやりに行くだけだから……」
「でも、その前に吉田先生の奥さんやろくでなし…いや、佐々木の家族に今回の事を謝らないとね」
「そして、吉田先生の奥さんには、借金の返済費用もあげなくちゃならない」
180:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:59:34.56 ID:r6in7ffD0
手塚「分ったよ。君がそこまで言うなら……」
広田「ありがとうございます!」
冠城「良かったですね、あなたに着いて来てくれる人がいてくれて」
181:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:00:14.16 ID:r6in7ffD0
右京「昨日、あなたが現われた空き地なのですが……」
「あの後、またあそこに行ってみたんです」
182:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:01:38.62 ID:r6in7ffD0
『確かに手塚先生は、16年前おじさんを殺しました』
183:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:04:07.44 ID:r6in7ffD0
右京「手塚先生が16年前におじさんを殺した……」
「手塚先生が16年前に殺した人物は、1人しかいません」
「平良荘八…かつて、あの学校で働いていた教師です」
184:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:06:31.20 ID:r6in7ffD0
右京「あなたは、父『広田小城(ひろた こじろ)』さんと母『広田紀子(ひろた のりこ)』さんの間に生まれた娘さんで、家族3人暮らしでした」
「しかし16年前、『ある出来事』がきっかけで、小城さんと紀子さんとの関係にひびが入り、最終的に離婚してしまった」
「離婚後あなたは、小城さんに引き取られ、12年間彼の下で暮らしてきた……」
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