165:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 20:33:06.81 ID:r6in7ffD0
手塚「……」
真摯な言葉を投げつけてくる伊丹。
その表情は、最初に手塚のことを疑っていた時とは、大違いな程真面目で真剣そのものあった。
彼の真剣な眼差しを確認し、手塚は口を開く。
手塚「刑事さん…僕、あなたの事を誤解していたみたいです」
「あなたは、緻密さに欠けた無礼な人だと思っていましたが…」
「今のあなたは、『あの人』と同じ目をしています。僕を犯罪から救ってくれた『あの人』と……」
そう言って手塚は、亀山の顔を思い浮かべた。
それを聞いた伊丹は、誇らしげにしたものの、
その直後、手塚に「でもまぁ…出世できない人である事も、間違いないみたいですけどね」
と言われ「それは余計だ…」と言って溜め息を吐いた。
手塚「ごめんなさい。けど……」
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