39: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/17(水) 21:24:14.68 ID:3GVZYvuT0
――事務室
P(その日。一通のメールが届いた)
P「ああ」
カタカタ カチ
P「できたのか」
P(これで、全部のピースが揃った)
P(アイドル・速水奏を形づくるステージのピース)
P(……いや。まだ本人がいる。肝心の奏が必要だ)
P「ちょうどいいな」
P(奏と話す口実になる)
P(まだ仕事を始めてもいない頃、ここでなら心の空白を埋められそう、と彼女は言った)
P(彼女の空白を、知らなければいけない)
P(奏は素直に生きられる女じゃないのだろう。だけど、その素顔を隠し通せる世界じゃない)
P(彼女が満足できる場所。心から輝ける場所を用意してやりたい)
P(それは自分だからできることで……俺がやりたいことなんだ)
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