3:名無しNIPPER[sage]
2019/04/16(火) 09:12:40.61 ID:HdwvUzoBo
晶葉「うむ、先日麗奈とほたると話をしていたんだ。秘密基地で」
奈緒「あのダンボールハウスよく崩れないよな」
晶葉「そこで最近のイタズラ成功率が著しく下がっているという話題になったんだ」
奈緒「被害が出なくて何よりだ」
晶葉「たしかに我々三人では計画性の面で不安は残るし傾向も浮かび上がってしまう」
奈緒「真面目に反省しなくていいんだよ、やってることイタズラなんだから」
晶葉「もちろん計画を練ることを諦めてはいけないが、同時に新しい風を入れることも検討するべきだと意見が出てね」
奈緒「誰だそんなこと言い出したの」
晶葉「ほたるだ」
奈緒「ほたるゥ……」
晶葉「ということで我々より経験豊かな年上のメンバーを探すことに決めたのだ」
奈緒「それで名鑑引っ張り出してきたのか……」
晶葉「そういうことになる」
奈緒「イタズラのために?」
晶葉「イタズラのために」
奈緒「はぁ……、誰に声かけるかは決めたのか?」
晶葉「何人かピックアップして、これからもう少し絞ろうかというところだ」
奈緒「ふーむ、あ、先に言っておくけど志希だけはダメな」
晶葉「なぜだろう? 私としてはかなり有力な候補だったのだが」
奈緒「あいつの場合イタズラじゃ済まなくなるからな、ガチの事件になりかねない」
晶葉「あー、まあ薬品類はさすがにマズいか……」
奈緒「それにお前らじゃ止められないだろ」
晶葉「あれ? ひょっとしてこれけっこう大事な問題なのか?」
奈緒「お前ら戦力としては意外と力持ってることを自覚しとけよ?」
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