【ミリマス】静香「黙して語らず」志保「されど雄弁」
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6: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/14(日) 23:54:03.53 ID:BI+ycsxU0

「ちょっと、いきなり何するのよ?」

顔を上げれば相手は口元を歪めて私を睨んでいた。
少なくとも被害者はこっちのはずなのに。
以下略 AAS



7: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/14(日) 23:56:05.99 ID:BI+ycsxU0

「それで、答えて貰いましょ?」

随分とドスが効いた声で目の前に座る彼女は言った。

以下略 AAS



8: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/14(日) 23:56:58.42 ID:BI+ycsxU0

私は彼女に答えながら、しおしおと力の抜けていく静香の右手の下から自分の右手を抜き出した。

そうして、完全に肉球消しゴムを取り戻すと。

以下略 AAS



9: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/14(日) 23:58:32.81 ID:BI+ycsxU0

「冗談、冗談! 冗談じゃないわっ!! 志保はこの記事ちゃんと読んだ!?

悪徳とか言う記者の憶測で私たちの恋人の有無を書き散らして、
それが居ないなら一人で慰めてるとか根も葉もないふしだらな妄想を書き殴って!!
以下略 AAS



10: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/14(日) 23:59:54.39 ID:BI+ycsxU0

「静香、少し落ち着いたら?」

「だぁれが油を注いでるの……!?」

以下略 AAS



11: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/15(月) 00:01:32.51 ID:pbfAy0LY0

「勿論恋人はいないって答えるわね」

すると静香は勝ち誇ったように胸を反らし。

以下略 AAS



12: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/15(月) 00:03:33.15 ID:pbfAy0LY0

とはいえ、この台詞は説明するまでもなくただのブラフ。

以前仕事で練習した寝技がこんなところで役に立ったことには驚きながら、
私としてはこの下らない論争を早々に終わらせて宿題を進めたいのだから。
以下略 AAS



13: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/15(月) 00:04:50.26 ID:pbfAy0LY0

さらには自らを押さえつけている私の両手に手を重ね、
意を決したかのように力を込めると日向で雪が溶けだすよう瞼を閉じて相対して。

「…………んっ」
以下略 AAS



14: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/15(月) 00:06:05.51 ID:pbfAy0LY0

「そっ、それは……私の演技を褒めてるワケ?」

すると静香の方も気まずそうに。

以下略 AAS



15: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2019/04/15(月) 00:07:08.61 ID:pbfAy0LY0

「……ね、ねぇ、そっちに行くわ。で、でも! ヘンなことするワケじゃないから警戒しないで欲しいんだけど――」

そのうちに言い出しっぺの始末をつける為か、
静香はそう宣言するとおずおずと歩いてきて私の隣に正座した。
以下略 AAS



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