美波・夕美「「新人さん?」」文香「警戒せねば……」クワ-
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◆hAKnaa5i0.
2019/04/14(日) 22:50:46.54 ID:YXH0zjMo0
美波「……いまプロデューサーさんのシャツって言ったかしら?」ピクッ
夕美「プロデューサーさんのシャツ!?」ガバッ
文香「……詳しくお話を」キラ-ン
千夜・ちとせ「「食いついた」」
美波「その手に持ってるのがそうなのかしら!」
千夜「ええ。奴のシャツですが」
夕美「ちょうだい!」バ-ン!
千夜「何に使うのですかこんなもの」
文香「私から説明しましょう……千夜ちゃんは安心毛布という言葉を知っていますか?」
千夜「ええ。持っているだけで安心する慣れ親しんだもののことですね。例えば、双葉杏さんの『うさぎ』辺りが挙げられます」
文香「正解です……博識ですね……」パチパチパチ
千夜「お嬢様の付き人として当然です。が、それが何か?」
文香「プロデューサーさんのシャツは……我々にとっての安心毛布なのです……」キラ-ン
千夜「……アレは慣れ親しんだものですか?」
文香「いずれそうなります……」
千夜「お嬢様。ちょっと言っていることがわかりません」
ちとせ「深く突っ込んじゃダメよ。3人の要求がはっきりしてるならそれでいいじゃない」
美波・夕美「「プロデューサーさんのシャツをください!!」」バ-ン!
文香「……これまでの非礼であればお詫びしますので」ペコリ
千夜「……」
千夜「ふぅ……こんなものでよければお渡ししましょう。不毛な争いは私も望むところではありませんので」スッ
美波「ありがとう千夜ちゃん。ごめんなさい。つい我を忘れちゃって」ペコリ
夕美「ありがとう千夜ちゃん。ごめんなさい。私たちの悪いところなの」ペコリ
千夜「構いませんよ。ですが奴のシャツの何が良いのでしょう?」
文香「匂いが安心するのです……」キラ-ン
千夜「はぁ」
美波「文香さん。その言い方は誤解を招くわよ。ただ私たちは顔を埋めたいだけよ」
千夜「同じでは」
夕美「千夜ちゃんもやってみたらどうかな。きっと気に入ってくれると思うよ♪」ニコ-
千夜「馬鹿な」
文香「気が向いたらぜひ……」ニコリ
千夜「……」
ちとせ「魔法使いさん呼んでこようか?」
千夜「何故?」
ちとせ「抱きついて匂い嗅げるじゃない」
千夜「お嬢様」グニ-
ちとせ「ふにぃー」
美波「あ、そうだ。ちとせちゃんと千夜ちゃんのためにケーキ用意しておいたんだわ。一緒に食べましょう♪」
夕美「私。ハーブティ淹れるね♪」
文香「遅くなりましたが……歓迎会です」ニコリ
ちとせ「やったぁ♪」
千夜「ふぅ……先が思いやられるな」
キャッキャ♪
ワイワイ♪
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