3: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:09:32.30 ID:mVFB92gLO
「いる」
「……………………」
4: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:09:59.41 ID:mVFB92gLO
「今までは?」
「いない」
5: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:10:26.66 ID:mVFB92gLO
……にしても、突然どうして変な質問をして来たのだろう。
恋人が出来た?
いや、アイドルとしての意識をきちんと持っているこの三峰結華と言う少女に限ってそんな事はないだろう。
であれば、誰か(例えば大学の友達)に告白されたとか……?
6: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:11:27.31 ID:mVFB92gLO
「なぁ結華」
「ほいほーい。あ、待ってね今この課題だけ書いちゃうから」
7: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:11:56.43 ID:mVFB92gLO
「ま、まぁまぁ安心して? 好きな人とかアイドル三峰結華にはいないから」
8: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:12:23.52 ID:mVFB92gLO
さて、そろそろ仕事に戻るとしよう。
これ以上会話していても棘しか飛んで来なさそうだ。
9: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:12:49.60 ID:mVFB92gLO
「無遠慮に聞いたりして」
「別に良いって。Pたんはプロデューサーなんだから不安にもなるでしょ」
10: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:13:16.28 ID:mVFB92gLO
にしても本当に、突然恋愛がどうだの恋人がどうだの聞かれた時は不安になったが、彼女からしたら大した事ない世間話の一つだったのだろう。
俺だって学生の頃はよく友達とそう言った会話をしたものだ。
11: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:13:56.01 ID:mVFB92gLO
シャーペンを置く音が聴こえて、俺は振り返ろうとして。
気が付けば俺の隣に、夕陽を背景に笑う結華が居た。
12: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/04/08(月) 16:14:32.29 ID:mVFB92gLO
以上です
お付き合い、ありがとうございました
以前書いたssです、よろしければ是非
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