【ミリマス】七尾百合子「おやすみの挨拶」
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34: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/04/10(水) 11:37:33.54 ID:DKhbwdqr0
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自分の部屋に戻って、朦朧とした頭でベッドに倒れ込む。

一瞬ではあったけど、確かに彼のぬくもりを感じた。一瞬ではあったけど、彼の決意を感じた。

アイドルとプロデューサー。未成年と社会人。私たちの間にある障害は、乗り越えられるなんてものじゃない。

でも、そんな障害がどうでもいいくらいの達成感と多幸感と。最初の不可侵領域を踏み入れてしまったら、もう際限なく求めてしまう。まとまらない頭を休ませたくて、百合子は瞼を閉じる。そして、意識を手放す直前にこんなことを思った。


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