【ミリマス】七尾百合子「おやすみの挨拶」
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32: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/04/10(水) 11:35:48.91 ID:DKhbwdqr0
〜ifルート〜

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ドクンッ、という音が耳から聞こえた。それは1回じゃ終わってくれなくて。繰り返す心臓の音がうるさくて、意識をハッキリとさせてくれない。高鳴る鼓動を止めたくて、なにか支えてくれるものが欲しくて。俺は百合子の肩に手を置いた。

一瞬。それでも、それと呼ぶには確かな行為。

じゃあ、おやすみ。

おやすみの挨拶を終えて自室に戻る。この言葉が口に出ていたかは分からない。百合子の耳に届いていたかも知れないし、自分の中に留まっていたかもしれない。でも、今はすぐに去るのが正しい。


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