理樹「この間、いきなり知らない人に抱きつかれてさ」恭介「なに?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2019/04/06(土) 02:38:52.73 ID:udBvOBhl0
理樹(それは、誰が見ても間違いなく告白だった)

女性「いつも見てて、でも棗先輩は私を避けるから・・・」

鈴「・・・・・・」

恭介「ああ・・・」

理樹(そのテーブルには真人と僕以外のリトルバスターズの皆が座っていた。おそらく食事をしてる最中にその女性は恭介に言い寄ったんだろう、鈴はどうしていいのか分からず、ただ恭介の方を遠慮気味に見つめていた。恭介もその状況には流石に困った様子だった)

真人「ありゃ、リボンの色からして俺たちと同じ2年だな・・・」

理樹(横の真人がポツリと言った)

恭介「そうだな・・・皆も見ているし後で話さないか?ここじゃあゆっくり話も出来ないだろ?」

女性「嘘!そうやってまた誤魔化すんでしょう?今ここではっきり言ってください!」

理樹(女性は周囲の注目は気にならないようだった。恭介は自分の提案がまるで通用しない事を知ると困った様に頭を掻いた。もはや食堂で物音を立てる人は誰もいなかった)

恭介「・・・分かった。じゃあ言おう・・・・・・お前のことはなんとも思ってないし、俺たちの間には何もない。むしろ、時と場所を選ばずに・・・俺の妹だっているのに・・・こういう事をされるとはっきり言って不愉快だ」

女性「!!」

理樹「・・・っ」

理樹(女性はその後、ギリギリ聞き取れるかと言った声量で「すいませんでした」というと、顔を両手で隠して食堂から出て行ってしまった。それからは徐々に食堂に人の声が戻っていき、あまり時間がかからないうちに元の賑やかな場所に戻ってしまった)


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