【俺ガイル】八幡「今日は高校の入学式か...」-SS速報VIP

【俺ガイル】八幡「今日は高校の入学式か...」

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15: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:53:36.43 ID:K40LnX0J0

当初の高校生活に対する楽しみは消え失せていた。というかもうクラスでグループ出来てるだろ...

友達というものに若干期待をしていた俺としては絶望的であった。

16: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:54:10.81 ID:K40LnX0J0
登校初日。５月８日（月）。

自転車をこぎ俺は高校へと向かった。あの時と同じ通学路だ。

17: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:54:43.24 ID:K40LnX0J0
まずは教室に...と言いたいところだが、教室に入る前に職員室に行かなければならない。担任に会わなきゃいけないからだ。面倒だ。

頭の中で文句を言いながら俺は職員室へと入る。

18: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:55:23.41 ID:K40LnX0J0
担任「ひきたに君、大丈夫だった？」

担任は30代くらいの女性といったところか。そんなことはどうでも良いが。

19: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:56:09.13 ID:K40LnX0J0
八幡「うす、全然平気です。それと俺の名前はひきたにじゃなくて、ひきがやです。」

担任「あっ、ごめん。」

20: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:56:53.26 ID:K40LnX0J0
担任「周囲と遅れて高校生活始めるってことで不安も多いと思うし、何か悩みとかあったら遠慮せず言ってね。いつでも相談に乗るからね。」

とても頼りがいのある人だ。

21: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:58:26.55 ID:K40LnX0J0
平塚静「ふん、あれが入学初日から事故に遭ったという比企谷八幡か...」

女性教師、平塚静は比企谷八幡のことを少々気にかけている様子だった。

22: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:59:08.05 ID:K40LnX0J0
八幡「１－２...ここが教室か。」

俺はドアを開ける。見知らぬ俺の存在にクラスの人間は、珍しいものを見るかのような視線を浴びせてくる。

23: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 02:59:56.14 ID:K40LnX0J0
俺はそんな会話を気にせず、自分の座席に座る。

さっき、担任から教えてもらったので、クラスメートに教えてもらう必要はない。ナイス俺。

24: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 03:00:23.12 ID:K40LnX0J0
もともと俺は孤独体質だ。このままずっとボッチとして高校生活を送っていくのだろう。

それに対して少々悲しい気持ちはあるが、どうでも良いと言えばどうでも良い。

25: ◆2k6mwM8upM[saga]
2019/04/05(金) 03:03:54.12 ID:K40LnX0J0
比企谷八幡はわずか１５歳にして、あり得ないほどに冷めていた。

このとき、彼は自分が奉仕部に入れられることになるとは思ってもみなかった。

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