加群「鏡の向こうの」
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17:名無しNIPPER[sage]
2019/04/03(水) 21:22:03.09 ID:pOwoTKMWo

「もう良いか」

『壮健で、などと言うのもおかしな話だろうな』

「言うだけならどうとでも。俺がそれに応えるとは限らないが」

『ここでの君の仕事は私が引き継ごう。無論、部分的にはなるがな』

「そうすると良い。子供の相手に関しては私よりも似合っているだろうさ、“先生”」

 最後の会話もそれだけだった。
 両者ともそれを分かって尚、これ以上の言葉は終ぞ出てこなかった。

『……似合っているものか』

『君より相応しい者がいるものかよ、木原先生』

 そんな呟きは、正しく出力されたのかも疑わしい。



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