12: ◆TOYOUsnVr.[sage saga]
2019/04/03(水) 01:54:46.19 ID:EU7YFYJs0
そうして、しばらくの沈黙が流れ、プロデューサーがわざとらしく笑顔を作った。
「なに感極まってるの」
「……別に、いいでしょう? 私にとっては一大事だったのよ」
「……そうか、その、なんだろうな。申し訳ないことをしたなぁ、と思ってな」
「……?」
「もっと早くに伝えてたら、夏葉をこんなことで悩ませることもなかったんだけど」
「どういうこと? 話が読めないのだけれど」
「夏葉の選考な。通したの俺なんだ」
「…………え」
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