【かぐや様は告らせたい】白銀「ずっとずっと一緒にいてくれ」かぐや「はい。喜んで」
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25: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2019/03/26(火) 23:01:08.07 ID:6dEzF6Gw0
「俺は四宮の隣にいる事が幸せだ。ああ、これ以上の幸せはないな」

 時が止まる−−−−。

 え? この人は今何を言ったの? 私の隣が幸せ? この醜い私の隣が?


「四宮。俺が初めて生徒会長になった時の事を覚えているか?」

 もちろん、忘れるわけがない。


「そうだ。俺には四宮、お前しか味方がいなかった」

 ……生徒総会の大立ち回りのせいで上級生の生徒会メンバーと仲違いしてしまい、いつも私と会長だけが生徒会室に。


「その後、藤原書記、石上会計。2回目の生徒会長では伊井野監査が生徒会に入ってくれたな」

 ……。



「俺はどんな過酷な地だろうと、お前がいれば乗り越えられる。お前と一緒にいれば『素晴らしい時間』が作れる」

「っ!」



 この人は……この人は……なんてバカな勘違いをしている人なんだろう。

 この人が凄いから……この人が魅力的だから素晴らしい時間になるだけなのに。



 私は……私なんて−−−−。


「違います。私は違います。あなたがいればあなただけがいれば、『素晴らしい時間』が作れる。私なんて必要ありません」


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