14: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/03/26(火) 21:01:44.62 ID:jalGf1Kc0
プロデューサーさんはいつも私をからかってばっかです、とか、さすがにタチが悪すぎます、といった不満が次々とあふれ出す。そんな姿を見て、やっぱ百合子はイジけてる様子が可愛いんだよなぁ、とPは内心思う。こんなこと言ったら底意地が悪いとそしられそうなので口には出さないが。
「悪かった悪かった。お詫びに今日なんか本でも奢るから」
「えっ、あっ、ほんとですか!?」
「ちょろいなぁ」
「プロデューサーさん聞こえてますからね!!」
「別に隠す気ないしな」
「…もうっ!」
そんな他愛ない会話をしながら二人は待ち合わせ場所から離れて行った。
時計の9時30分頃を示している。本来の待ち合わせ時間のまだ30分も前だ。
17Res/9.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20