4:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 21:10:12.65 ID:rpk+8QQG0
貴虎「何かあったのか……っ! まさか、また何か侵略者が……」
紘汰(神)『違う。というより、そもそもオレのことでも、この地球に関することでもない。貴虎自身に関することなんだ』
貴虎「何? 私自身に……?」
紘汰(神)『こことは別の宇宙、そこに存在する別の地球の話だ』
貴虎「別の……?」
紘汰(神)『その星が異様に歪んでいて……関係ないとはいえ、気になるから調べてみた』
紘汰(神)『そうしたら……見つけたんだ。その星に隠された、いびつな過去が』
貴虎「どういうことだ? まるで要領を得ないぞ」
紘汰(神)『……その地球には存在しないはずの貴虎が、確かに「存在していた」としか思えない痕跡があった』
貴虎「っ……」
紘汰(神)『ある一定の期間だけ、貴虎の存在が捻じ込まれ、そして隠された……そうとしか思えない、時空の歪みを見つけたんだ』
貴虎「まさか、その地球とは……」
紘汰(神)『貴虎……「IS」って言葉に、聞き覚えはあるか?』
貴虎「っ!」
貴虎(IS……あぁ、ISだと……!)
貴虎(篠ノ之箒、セシリア・オルコット、凰鈴音、シャルロット・デュノア、ラウラ・ボーデヴィッヒ、織斑千冬……!)
貴虎(忘れるはずがない! あれは……)
貴虎「……あぁ、覚えている。はっきりと」
紘汰(神)『そうか。なら、話が早いな』
貴虎「どうした? まさか、あいつらに何かあったのか!?」
紘汰(神)『誰のことかわからないけど、まずいのは人じゃなくて世界の方なんだ』
貴虎「世界?」
紘汰(神)『貴虎、向こうで何があったのか……話してもらえるか?』
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