貴虎「何? 再びISの世界へだと?」
1- 20
21:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 23:29:55.18 ID:rpk+8QQG0
千冬「……」

貴虎「……織斑?」

千冬「……つまり、お前は元々別の世界の人間で……その超存在によって、我々の記憶は今まで書き換えられていたと?」

貴虎「あぁ」

千冬「……貴虎」 ガシッ

貴虎「ん?」

千冬「お前、疲れているのか」

貴虎「……は?」

千冬「確かに、今日はいろいろあった。お前が戻ってきたこともそうだが、正体不明のISの襲撃も……」

千冬「そんな日に問いただした、私が間違っていたのかもしれんな」

貴虎「……織斑、私は一言も嘘などついていない」

千冬「何も言うな。疲れのあまり妄想が口をついて出るのは、別におかしなことじゃない」

貴虎「……」

千冬「部屋に戻って休め。この続きは、また後日……精神が良好なときに話そう」

貴虎「……わかった」

貴虎(全く信じていないな……確かに、我ながら突飛な話だとは思うが)

貴虎(しかし、これ以外には説明のしようもない……一体、どうすればいいと言うのだ……)

貴虎(……いや、それ以上に気になることがある)

貴虎(あのときを境に、葛葉紘汰から連絡はない。向こうで何かあったのか、それとも……こちらから、何らかの原因で遮断されたのか)

貴虎(そして、時を同じくして現れた謎のIS……間違いなく、無関係であるはずがない)

貴虎(どうやら、それらの謎を解き明かすまで、帰ることはできなさそうだな……)

貴虎(まぁ、構わない。初めにこの世界に来たときも、俺は最後まで諦めず、向こうの世界に帰ることができた)

貴虎(今回も同じことだ。こちらの世界の歪みを直し、必ず向こうの世界へ戻ってみせる!)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
288Res/218.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice