貴虎「何? 再びISの世界へだと?」
1- 20
150: ◆QNL99VWo9I[saga]
2019/04/08(月) 22:29:32.75 ID:0inOOLUQ0
それから、貴虎の自室


楯無「まさか、貴虎くんの方から呼んでくれるなんて」

貴虎「聞きたいことがある。あいつ……更識簪の専用機についてだ」

貴虎「完成していないと言っていたが、間に合いそうなのか?」

楯無「……正直、わからないわ」

貴虎「では……私が協力を申し出ることで、仲を深めることは可能だと思うか?」

楯無「それは……ちょっと難しいんじゃないかしら」

楯無「簪ちゃん……多分、独りで機体を組み上げるつもりなのよ」

楯無「私がそうしてたから、意識しちゃってるのね……気にしなくていいのに……」

貴虎「……確執があるようだな」

楯無「……ごめんね、私たち姉妹の問題に」

貴虎「兄弟姉妹とは、そういうものだ。私も以前、弟とぶつかり合ったことがあった」

楯無「……弟さん、いるんだ」

貴虎「あぁ、自慢の弟だ」

楯無「そっか……ありがとね、貴虎くん」

貴虎「……」

楯無「ところで、どう? 簪ちゃんの様子」

貴虎「難しいな。私と組む気はないと、はっきり言われてしまった」

楯無「あちゃー……ちなみに、どんな風に誘ったの?」

貴虎「友人になりたいと言った」

楯無「うわぁ、思った以上に直球」

貴虎「これに関しては、嘘偽りない私の気持ちを示したつもりだ」

楯無「……貴虎くんって、もしかして友達作るの、あんまり上手じゃない?」

貴虎「……うるさい」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
288Res/218.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice