146: ◆QNL99VWo9I[saga]
2019/04/08(月) 21:50:01.46 ID:0inOOLUQ0
そのころ、4組の教室
貴虎「失礼する」 ガラッ
「あっ、1組の呉島くんだ!」
「4組にご用でしょうか?」
貴虎「更識簪と話がしたい。いるか?」
「えっと……」 チラッ
簪「……」 ピッ ピッ
貴虎(あいつか……) テクテク
貴虎(さて、姉の話が本当なら、あいつはきっと俺を恨んでいるだろう)
貴虎(果たして、どう切り出したものか……)
貴虎「……少しいいか?」
簪「……」 ピッ ピッ
貴虎「……私は呉島貴虎だ」
簪「……知ってる」 ピタッ
簪「用件は?」
貴虎「それは……」
貴虎(まぁ、正面からぶつかるのが、一番早いか)
貴虎「……タッグマッチトーナメントのことで、話がある」
貴虎「単刀直入に言おう。私と組んでほしい」
簪「イヤ」
貴虎(だろうな。だが、引き受けた以上、ここで引き下がるわけにはいかん)
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