136: ◆QNL99VWo9I[saga]
2019/04/08(月) 20:20:02.63 ID:0inOOLUQ0
貴虎「織斑」 ピタッ
千冬「何度言わせる、織斑先生だ」 ピタッ
貴虎「聞きたいことがある。妹はいるか?」
千冬「……それを聞いてどうする?」
貴虎「お前の妹を名乗る者に会った。その真偽を確かめたい」
千冬「……お前は、私のことを昔から知っているだろう」
貴虎「……あぁ」
貴虎(そうか……そういえば、この世界では、俺と織斑は幼馴染だったか)
千冬「その上で、その質問を私に投げかけると言うのだな?」
貴虎「……覚悟の上だ」
貴虎(この反応……何か事情があるのは、間違いない)
貴虎(ならば……ここで引き下がるわけにはいかん)
千冬「そうか……なら、はっきり言っておこう」
千冬「私に家族はいない」
貴虎「……そうか」
貴虎(事情はわからんが、話す気はなさそうだ……まぁ、いい)
貴虎(あの織斑マドカという女は、まともな存在ではない……それが分かれば十分だ)
千冬「……」
288Res/218.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20